1年生の夏から始めた理科の実験教室、栄光サイエンスラボ。そのサイエンスラボで初めて学会(という名の発表会)に出ました!
私は学生時代科学が大大大の苦手でした。何故だろう?なんか理解できなかったんですよね。ちなみに数学は結構得意だったんです。 でもですねー、この歳になると科学の知識がないことって結構微妙なんですよ。 […]
実験教室に半年通ってみた
さて、サイエンスラボに通い始めて半年経ちましたが、長女は・・・
と言っています。
他のどんな習い事よりも好きです。
私が娘を怒る時「そんなこと言ってんだったらラボやめさすよ!!」と脅すと「それだけは嫌だ~!」と言います・・・。
決して理科が好きなわけではありません。実験が好きなんです。先生は一生懸命学術的な説明をしてくれますが、我が子はそんな説明に興味はなく(失礼)、単純に化学反応が見たいだけなんです。
例えばですが、リトマス試験紙が青→赤に変わった・・・というだけでは単なる遊びですよね?青→赤に変わったという事は酸性ってことなんだよ、と理解できて初めて実験をする意味があると思うのですが…娘は実験教室で色々な実験をしてきましたが “なぜそうなるのか” 理解していることはほぼないと思います(汗)
お母さんも「他の習い事はてんでダメだけど、実験教室だけは興味があって知識もドンドン増えている」と言っていました!そのような子ならば、“やらせがい” がありますね…。
子どもサイエンス学会(発表会)
サイエンスラボでは半年に一度、発表会(通称:こどもサイエンス学会)があります。そこでは今まで授業で習った実験を一つ選び自分なりにまとめてみんなの前で発表します。
発表会といっても、会議室のような場所で、来る人も生徒とその親だけのこじんまりとしたものです。
学会の準備期間は2週間程度。もともと授業は月に2回ですが、そのうち後半の1回は学会相当分となり、最初の1回と希望者はもう1日、30分程度ですが余分に準備日をもらえます。発表と言っても時間は3分程度で、セリフも見ながら話すので覚える必要はありません。
発表の内容
正直に言いましょう、親である私たちは口出ししました。でも子ども自身にテーマを選ばせ、8割は子どもが考えた内容です。
子どもが考えたままの文章を読むと、意味がよくわからないのです(笑)。それでも自力でやることが大切かなと思ったのですが、それだと聴衆の反応も微妙なものになってしまいそうですし、うまく聞いてもらえるような内容に少し助言しました。
学会の練習
私達はそこまで気合をいれて練習はしませんでしたが、毎日1回だけ発表の練習をしました。その際、
- ずっと紙をみて話さず、なるべく顔をあげて話すこと
- 聞いている人が理解できるように文をくぎること
この2つを意識しながらプレゼンするように練習させました。
学会当日
当日は出番まで親と一緒に普通にテーブルに座って待ちます。出番になったら自分で用意した資料をもって前へ行き、簡単な自己紹介をしてから発表します(マイク使用可)。
娘の発表に点数をつけるとすれば・・・95点。
かなり良く出来たと思います。練習した甲斐あってか、紙ばかり見ず、はっきりとした声でよくプレゼン出来ていました。本人も自分の出来栄えに満足していました。
サイエンスラボ今後続けるか
学会で他の子の発表を見る限り、小4以降も続けている子、特に6年生まで続けている子はかなり稀だとわかりました。おそらく中学受験のためにやめていくのでしょう。
高学年まで続ける子はよっぽど科学が好きな子のようで、発表の内容も仮説を立てていくつかの実験を独自に組み合わせて証明したりと大人でも難しいレベルのものでした。
前述の通り、娘は科学が好きというより単に実験が好きという理由でサイエンスラボを続けたがっています。親としては”毎回理解もせず実験だけしているのに大金を払う”のは心苦しいのですが、まだ半年ですし何より子どもが楽しみに通っている唯一の(笑)習い事なのでもう少し続けてあげようかなと思います。